スーパー・コンビニ・ドラッグストアなどでよく耳にする「クロスマーチャンダイジング」や「ゴールデンライン」などのカタカナ語。
実は、売場づくりや購買心理を意識した専門用語なんです。
ここでは、現場でもよく使われる代表的な用語をわかりやすく紹介します。
社会人の方も必見!
売場づくり・陳列に関するカタカナ語
フェイス(Face)
商品の「正面を見せている面」の数。フェイスを増やすと商品が目立ちやすく、売上アップにつながります。
例:「人気商品を3フェイスに増やそう!」
エンド(End)
通路の突き当たりにある特設棚。人目につきやすく、特売や季節商品を置く定番スポット。
例:「今週の特売をエンドに展開!」
アイレベル(Eye Level)
人の目線の高さ(約140cm前後)の棚位置。最も手に取られやすい“黄金の高さ”。
例:「新商品をアイレベルに置いてみよう。」
ゴールデンライン(Golden Line)
腰から目の高さ(約80〜150cm)の範囲。“見やすく取りやすい”売場のゴールデンゾーン。
例:「利益率の高い商品はゴールデンラインに配置。」
クロスマーチャンダイジング(Cross MD)
関連商品を近くに置く販売手法。買い忘れ防止+ついで買いを促す定番テク。
例:「カレー売場に福神漬けやナンを一緒に並べる。」
インパルスゾーン(Impulse Zone)
衝動買いを誘うエリア。レジ横や入口付近に配置し、“ついで買い”を狙う。
例:「ガムやチョコをレジ横のインパルスゾーンへ。」
フェイシング(Facing)
フェイスを揃える作業そのもの。売場を整えて“買いやすい見た目”を保つ。
例:「閉店前にフェイシングを徹底しよう。」
プロモーションスペース(Promotion Space)
特売やイベント用に設けられた特設売場。
例:「バレンタイン、節分、夏祭りなどのシーズン展開に活用。」
商品管理・販売戦略に関するカタカナ語
マーチャンダイジング(MD)
商品企画・仕入れ・販売戦略を含む“商品政策”全体。
例:「春のMD計画を立てよう。」
カテゴリーマネジメント(Category Management)
商品をカテゴリーごとに最適配置・販売する考え方。
例:「飲料コーナー全体の構成を見直そう。」
SKU(Stock Keeping Unit)
在庫管理単位。同じ商品でもサイズや色が違えば別SKU。
例:「500mlと1Lのペットボトルは別SKUです。」
ロスリーダー(Loss Leader)
利益を削ってでも目玉にする商品。来店動機を作るための“赤字覚悟の目玉”。
例:「卵98円はロスリーダー戦略!」
PB(Private Brand)
自社ブランド商品。
例:「セブンプレミアム」「トップバリュ」など。
NB(National Brand)
全国展開のメーカー商品。
例:「コカ・コーラ」「味の素」「花王」など。
マーケティング・心理に関するカタカナ語
プライスライン(Price Line)
価格帯を段階的にそろえる戦略。
例:「お菓子を100円・200円・300円で展開。」
バンドル販売(Bundle Sale)
まとめ買いで安くする手法。
例:「3本で100円」「2個目半額」など。
アップセル(Upsell)
より高価格の商品を勧める販売手法。
例:「通常牛乳より高機能タイプをおすすめ。」
クロスセル(Cross-sell)
関連商品を一緒に提案。
例:「パスタとソースをセットで陳列。」
ロイヤルカスタマー(Royal Customer)
店舗への忠誠度が高い常連客。
例:「ロイヤルカスタマー向けに限定セールを開催。」
トラフィック(Traffic)
店舗内の人の流れ。
例:「トラフィックが多い通路に特売を配置。」
運営・分析で使われるカタカナ語
POS(Point of Sale)
レジでの販売情報データ。
例:「POSデータを分析して発注数を調整。」
PL(Private Label)
PBと同義。自社企画ブランド。
例:「スーパーマツモトのPL商品。」
OJT(On the Job Training)
実務を通じた現場教育。
例:「新人研修をOJTで実施。」
PDCA(Plan-Do-Check-Act)
改善を繰り返す業務サイクル。
例:「売場づくりのPDCAを回そう。」
まとめ
スーパーや小売業界では、一見むずかしいカタカナ語も、現場をスムーズにする“共通言語”です。
売場づくり・マーケティング・分析など、どの用語も「買いやすく・売りやすくする」ために使われています。
これらを理解すると、スーパーの見え方がちょっと変わって面白いですよ!

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