【企業雑学シリーズ】鳥貴族

鳥貴族の雑学と経営戦略

目次

導入

鳥貴族は、全品均一価格という独自のビジネスモデルで知られる大手焼き鳥チェーン店です。その手頃な価格設定とは裏腹に、ブランド哲学や経営の裏側には、計算された戦略と「はっとする」ようなこだわりが隠されています。ここでは、あまり知られていない興味深い雑学と、競争の激しい外食産業で成長を続けるための経営戦略についてまとめます。

鳥貴族の「はっとする」雑学

  • 看板が「営業中」ではなく「うぬぼれ中」

    入口の看板には「営業中」ではなく「うぬぼれ中」と書かれています。これは、「焼鳥屋で世の中を明るくしていきたい」という理念に基づき、「今、世の中を明るくしている最中です」という想いが込められています。

  • ロゴマークの「∞」(無限)の意味

    ロゴマークには「∞」の記号が隠されており、これは「永遠の業態」を目指すという意味が込められています。

  • 国産鶏肉100%へのこだわり

    低価格ながら、フードメニューに使用される鶏肉はすべて国産です。この品質へのこだわりは、顧客の信頼獲得に繋がっています。

  • SUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)メンバーとの関係

    創業者の大倉忠司氏は、SUPER EIGHTのメンバーである大倉忠義氏の実父です。

鳥貴族の経営戦略

鳥貴族の経営戦略は、一貫したブランドコンセプトと徹底した効率化に基づいています。

  • 「全品均一価格」戦略

    ドリンク・フード問わず全品均一価格で提供。顧客は安心して注文でき、店舗側も会計や商品管理の効率化が図れます。現在の標準価格は税込390円均一です(2025年5月1日より改定)。これにより「トリキ晩餐会」(食べ飲み放題コース)も税込3,900円となっています。

  • 「単一ブランド・メニュー集中」戦略

    「鳥貴族」という単一ブランドと焼き鳥メニューに特化。食材の種類を絞り、大量発注によるコスト削減とオペレーションの標準化を実現しています。

  • 「国産鶏肉100%」と「店内仕込み」のこだわり

    低価格と高品質の両立を目指し、国産鶏肉の使用と各店舗での「串打ち」にこだわることで、ブランド価値を高めています。セントラルキッチンを持たず、店舗で調理することで美味しさを追求しています。

  • フランチャイズ(FC)戦略

    FC加盟店からのロイヤリティを定額制(月額5万円)に設定し、加盟店の経営負担を軽減することで、全国展開を加速させています。「同志」を意味する「カムレードチェーン」と呼んでおり、原則として社員の独立を支援する形態をとっています。

  • 新業態への挑戦と再編

    近年はチキンバーガー専門店の「TORIKI BURGER(トリキバーガー)」など新業態にも挑戦していましたが、2025年には運営子会社を鳥貴族事業に統合する組織再編が行われており、主力ブランドへの集中を強める動きも見られます。

まとめ

鳥貴族は、一見するとシンプルな低価格居酒屋ですが、その裏側には「全品均一」「国産鶏肉100%」「単一ブランド集中」といった明確な経営戦略と、「うぬぼれ中」に象徴される独自の企業哲学があります。これらの戦略的な取り組みと品質へのこだわりが、多くの顧客から支持され、競争の激しい外食産業において独自の地位を築いている理由です。

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