Wi-Fiは誰が作った?実は「1人の発明」ではなかった!

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Wi-Fiは誰が作った?実は「1人の発明」ではなかった!

「Wi-Fiって、誰が作ったか知ってる?」

こう聞かれると、意外と答えられない人が多いのではないでしょうか。

実はWi-Fiの歴史を調べてみると、かなり意外な事実が出てきます。

Wi-Fiは、ある1人が発明して完成させたものではありません。

複数の研究者や企業、そして国際的な標準化団体が関わって、現在のWi-Fiが作られていきました。

Wi-Fiの原型が登場したのは1990年代

現在のWi-Fiにつながる重要な技術の一つは、オーストラリアの研究機関CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)で開発されました。

1990年代初頭、ジョン・オサリバン氏を中心とする研究チームが、室内で大量のデータを無線で送るための技術を研究していました。

そして1992年には、無線LANのプロトタイプが作られています。CSIROの研究成果は、後のWi-Fiにつながる重要な技術的基盤となりました。

じゃあ「Wi-Fi」が誕生したのはいつ?

ここが面白いところです。

「Wi-Fi」という名前のサービスが、ある日突然発明されたわけではありません。

1997年に、IEEEという技術標準化団体が「IEEE 802.11」という無線LANの規格を発表しました。

これが現在のWi-Fiにつながる基本的な規格です。

しかし、当時の名前は「Wi-Fi」ではありません。

「IEEE 802.11」です。

……ちょっと覚えにくいですよね。

「Wi-Fi」という名前を作ったのは誰?

そこで登場するのが、現在のWi-Fi Allianceにつながる団体です。

1999年、3Com、Lucent、Nokia、Harris Semiconductor、Symbol Technologies、Aironetという6社が、無線LAN機器の互換性を高めるための団体WECA(Wireless Ethernet Compatibility Alliance)を設立しました。

そして、この団体が「Wi-Fi」というブランド名を広めていきました。後にWECAはWi-Fi Allianceへ名称を変更しています。

つまり、「Wi-Fi」という名前を作った会社が1社ある」という話ではなく、複数の企業が集まってブランドとして広めたということです。

実はAppleがWi-Fiを一気に有名にした?

さらに面白いのがAppleです。

1999年、Appleはノートパソコン「iBook」に無線LAN機能を搭載しました。

Appleはこれを「AirPort」という名前で展開。

当時のスティーブ・ジョブズが、iBookを持ってステージ上を歩きながら無線通信を実演したことでも知られています。

これによって、無線LANが一般の消費者にも一気に身近な存在になっていきました。

「Wi-Fiを作った人」は結局誰?

実は、ここに明確な1人の答えはありません。

IEEE 802.11の標準化では、ヴィック・ヘイズ氏が長年中心的な役割を果たし、「Wi-Fiの父」と呼ばれることがあります。

一方で、CSIROのジョン・オサリバン氏らの研究も、現代のWi-Fiにつながる重要な技術を生み出しました。

さらに、1999年には複数の企業がWi-Fiのブランドと互換性を広めました。

つまりWi-Fiは、「天才1人が発明した」というより、研究者・技術者・企業がバトンを渡しながら作り上げた技術なのです。

人に話すなら、この話

Wi-Fiの雑学を誰かに話すなら、こんな感じがおすすめです。

「知ってた?Wi-Fiって、実は1人が発明したものじゃないんだよ。1997年にIEEE 802.11っていう規格ができて、その後1999年にWi-Fiっていう名前が広まったんだって。しかもAppleがiBookに無線LANを搭載したことで、一気に一般にも広まったらしいよ。」

普段何気なく使っているWi-Fiにも、実は30年以上にわたる歴史があります。

まとめ

  • 現在のWi-Fiにつながる研究は1990年代に進められた
  • 1997年にIEEE 802.11の最初の規格が発表された
  • 1999年に複数企業がWi-Fiというブランドを広めた
  • Appleは1999年にiBookへ無線LANを搭載した
  • Wi-Fiは1人ではなく、多くの研究者や企業によって発展した

「Wi-Fiって誰が作ったの?」という一見簡単な質問も、調べてみると意外と奥深いものです。

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