マンホールはなぜ丸い?誰かに話したくなるマンホールの雑学6選
道を歩いていると、当たり前のように見かけるマンホールのふた。四角形でもよさそうなのに、なぜ多くのふたは丸いのでしょうか。
今回は、自治体や英語辞典が公開している情報で確認できた内容だけを使い、マンホールの身近な雑学を6つ紹介します。
1.マンホールのふたが丸いのは、穴へ落ちにくいから
マンホールのふたが丸い大きな理由は、ふたがずれても穴の中へ落ちにくいことです。
四角いふたの場合、辺の長さより対角線のほうが長いため、向きを変えると穴へ落ちる可能性があります。
一方、円はどの方向から測っても直径が同じです。そのため、丸い穴より少し大きなふたを使えば、向きが変わっても穴を通り抜けません。
参考:
奈良市企業局「下水道クイズ」
2.「マン」は人、「ホール」は穴
マンホールは日本語ではなく、英語の「manhole」をカタカナにした言葉です。
- manは「人」
- holeは「穴」
直訳すると「人が入るための穴」。作業員が地下の下水道管や電気・通信設備などを点検するために使う出入口です。
道路で見えている丸い板そのものがマンホールだと思われがちですが、正確には地下へ続く穴がマンホールで、その上に載っている板は「マンホールのふた」です。
3.マンホールは地下へ入るための出入口
「マンホール」は、ふたそのものの名前だと思われがちです。しかし、本来は地下にある設備を点検・管理するために、人が出入りする穴を指します。
下水道だけでなく、電気や電話などの地下設備を管理するためのマンホールもあります。その入口を安全に閉じているのが、道路で見かけるふたです。
参考:
龍ケ崎市「下水道のフタのお話」
4.一般的なふたは直径約90センチ
龍ケ崎市の説明によると、一般的には丸く、直径90センチほどの鉄製のふたが多く使われています。
ただし、すべてのマンホールが同じ大きさではありません。地下設備の種類や用途などによって、ふたの大きさも変わります。
参考:
龍ケ崎市「下水道のフタのお話」
5.表面の凹凸には滑りにくくする役割がある
マンホールのふたには、模様や細かな凹凸があります。これは見た目を飾るだけではなく、安全性にも関係しています。
龍ケ崎市が紹介する加工ふたには、雨の日のスリップを防ぐためのエンボス加工が施されています。デザインだけでなく、歩行者や車両の安全も考えられているのです。
雨の日は滑る可能性があるため、自転車やバイクでマンホールの上を通る際は注意しましょう。
参考:
龍ケ崎市「下水道のフタのお話」
6.ご当地デザインには街をPRする役割もある
自治体によっては、地域の名所や特産品、マスコットキャラクターを描いたマンホールのふたを設置しています。
龍ケ崎市では、市のマスコットキャラクター「まいりゅう」を使ったふたを設置しています。マンホールのふたは、地下設備を守るだけでなく、地域を紹介する小さな広告としても活用されているのです。
参考:
龍ケ崎市「下水道のフタのお話」
人に話しやすいマンホール雑学
- 丸いふたは、向きが変わっても穴の中へ落ちにくい
- マンホールは英語で、直訳すると「人が入るための穴」
- マンホールとは、地下設備を点検するための出入口のこと
- 一般的な丸いふたは直径約90センチ
- 表面の凹凸は滑りにくさにも関係している
- ご当地マンホールは街のPRにも使われている
まとめ
マンホールのふたが丸いのは、ふたが穴の中へ落ちる事故を防ぎやすいからです。
マンホールという名前自体も、英語で「人が入るための穴」という意味を持っています。表面の凹凸やご当地デザインにも、安全性や地域のPRといった役割があります。
普段何気なく通り過ぎているマンホールも、理由を知ってから見ると少し違って見えるかもしれません。
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