ポテトチップスの袋はなぜパンパン?誰かに話したくなる袋の雑学5選
ポテトチップスの袋を手に取ると、中身の量に比べて袋が大きく、パンパンに膨らんでいるように見えます。
「袋を大きく見せるため?」と思うかもしれませんが、膨らんでいるのには、ポテトチップスのおいしさと形を守る大切な理由があります。
今回は、カルビーの公式情報で確認できた内容だけを使い、ポテトチップスの袋に隠された雑学を5つ紹介します。
1.袋に入っているのは空気ではなく窒素
ポテトチップスの袋を膨らませている気体は、普通の空気ではありません。カルビーでは、袋の中に窒素を入れています。
窒素とは、私たちが普段吸っている空気の約78%を占める気体です。色も臭いもなく、身の回りにたくさん存在しています。
空気には酸素が含まれています。ポテトチップスが酸素に触れると、油が酸化して味や臭いが変わる原因になります。
そのため、袋の中を窒素で満たし、ポテトチップスが酸素に触れにくい状態にしているのです。
参考:
カルビー「ポテトチップスの袋には空気が入っているか教えてください」
Wikipedia「窒素」
2.窒素には味と臭いを守る役割がある
食品が空気に触れて、味や臭い、色などが変化することを酸化といいます。
ポテトチップスは油で揚げているため、酸化すると本来のおいしさが損なわれる可能性があります。
袋の中へ窒素を入れるのは、酸化を抑え、製造されたときの味や香りをできるだけ保つためです。
参考:
カルビー「ポテトチップスの袋には空気が入っているか教えてください」
3.パンパンの袋がクッションになる
窒素には、もう一つ大切な役割があります。それは、薄くて割れやすいポテトチップスを守ることです。
袋が膨らんでいると、外から力が加わったときに気体がクッションのように働きます。
つまり、袋の中に空いているように見える部分も、ポテトチップスが運ばれる途中で粉々になるのを防ぐために役立っているのです。
参考:
カルビー「ポテトチップスの袋には空気が入っているか教えてください」
4.袋には薄いアルミの層が使われている
ポテトチップスの袋は、単なる透明なビニール袋ではありません。
カルビーは1983年、業界で初めて、プラスチックにアルミを付着させた「アルミ蒸着フィルム」を袋の層に採用しました。
商品の品質を守るため、袋の素材にも工夫が重ねられているのです。
参考:
カルビー「商品パッケージの制作の際に工夫している内容」
5.袋の裏にある「*」は貼り合わせるための目印
ポテトチップスの袋の裏側を見ると、小さな「*」のマークが印刷されていることがあります。
袋は、長方形のアルミフィルムを裏側で貼り合わせて作られています。「*」は、袋を貼り合わせる位置がずれないようにするための目印です。
普段は見逃してしまう小さなマークにも、製造時に必要な役割があります。
人に話しやすいポテトチップスの袋雑学
- 袋に入っているのは普通の空気ではなく窒素
- 窒素はポテトチップスの味や臭いを守っている
- 膨らんだ袋はチップスを守るクッションになる
- 袋には薄いアルミの層が組み込まれている
- 袋の裏にある「*」は貼り合わせ位置の目印
まとめ
カルビーが公式に案内している袋の膨らみの理由は、おいしさと形を守ることです。
袋の中に窒素を入れることで、油の酸化を抑えて味や香りを保ち、割れやすいポテトチップスを衝撃から守っています。
次にポテトチップスを食べるときは、袋の膨らみや裏側の「*」にも注目してみてはいかがでしょうか。
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